外壁塗り替えに適した季節はいつなのでしょうか。
季節によって違いがあるのかまとめてみました。
外壁塗装の施工に影響を与える要因
外壁塗装の施工に影響を与える要因として、「気温」、「湿度」があります。
(塗装に着手してよい条件)
- 気温:5度以上
- 湿度:85%未満
気温の低下、湿度の上昇はともに、塗膜の乾燥時間に影響を与え、乾燥時間が延びれば、その間の品質低下の可能性が高まります。
また、気温が低いときは、結露もしやすくなり、その水分が乾燥前の塗膜に侵入すると品質低下につながります。
春・秋の外壁塗装
春・秋は、外壁塗装に適した季節です。
(理由)
- 比較的雨が少ない
- 湿度が安定
- 気温が安定
- 窓を閉め切っていても生活しやすい
塗装業者は繁忙期になりますので、早めの業者選び、契約が必要になります。
私の場合は、もう数年前から外壁塗装の劣化が気になり始めて、何シーズンかは、まだいいかと見送っていました。
やっと塗装を実施した昨年は、今年こそは何とかしたいなあ、と春からネットで情報収集していましたが、塗装に適した春に塗り替えを行うには、もっと早くから始めないといけなかったです・・・。
5月末に契約、6月中旬から7月上旬の19日間の塗り替え作業でした。梅雨時期になってしまいましたが、梅雨の終わりの大雨の前には終わっていましたので、結果的には比較的スムーズに塗り替えできました。
夏の外壁塗装
外壁塗装に適しているかどうかは、春・秋よりは劣ります。
(理由)
- 梅雨の終わりごろは大雨になることもあり、夏場を通して比較的雨が多い
- 台風が来ることも多い
- 湿度が高くなる
- 気温は高温になり、塗料の乾燥が早くなり過ぎる
- 窓を閉め切るので、エアコン使用が増える
冬の外壁塗装
外壁塗装に適しているかどうかは、春・秋よりは劣ります。
(理由)
- 気温が低くなると塗料の乾燥に影響がある(気温が5℃未満のときは塗装できない)
- 結露があると塗装できない
まとめ
ノウハウを持った業者さんであれば、しっかりした養生や作業見送りの判断で対応もできますので、塗装できないシーズンというのはないのですが、作業見送りが続けば足場の設置期間が延びますし、スムーズにできる季節を選びたいですね。
早めの情報収集をおすすめします。
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