外壁塗装の塗り替えを検討されている方は、こんな疑問がありませんか?
- 塗装の手順はどんなふうに進めるの?
- 外壁塗装をしている間は、普通どおり生活できる?
- 洗濯物を干すのはどうするの?
- 窓は締め切った状態が続くの?
私の家は築15年の木造2階建て、モルタル外壁のスキン仕上げでした。外壁の劣化状況はこちらの記事をご覧ください。

2021年に外壁塗装の塗り替えを行いましたので、我が家の塗り替えの様子の紹介とともに、これらの疑問にお答えします。
足場の設置とその間の生活
足場の設置
ビケ足場というものらしいですが、素早く組み立てられるもので、うまくできてますね。だいたい午前中で組み上げ完了でした。
↓ビケ足場についての記事はこちら

高圧洗浄の水の飛散防止、塗装時に塗装箇所を雨や風から守るために、足場には養生シートをかけます。

足場と養生シートの中での生活
足場が設置されて養生シートがかけられると、密閉された感じになるのかと思っていましたが、塗り替えのときの養生シートは、意外と圧迫感はなかったです。カーテンで例えると遮光カーテンじゃなくてレースのカーテンといった感じでした。
玄関の出入りは職人さんが玄関回りで作業しているときを除けば、通常どおり出入りできます。
養生された窓は開けられませんので、トイレの換気扇を24時間回して換気していました。
問題は洗濯物ですが、やはりバルコニーでは干せないので、室内干しになります。
高圧洗浄
窓ガラスもいっしょに家の外回り全体を高圧洗浄します。このときに窓が開いていたら大変なことになりますので注意しましょう(笑)

養生
窓や換気口の養生の状況です。

手塗りによる塗装
シーラーによる下塗り
我が家は、日本ペイントのパーフェクトトップ(ラジカル制御塗料)による塗装にしました。
ラジカル制御塗料については、次の記事に書いています。

塗り替えの工程は、シーラー → フィーラー → パーフェクトトップ(2回)となります。
まずは、シーラーにより元のスキン仕上げ塗装を固めます。

フィーラーによる下塗り
粘り気のあるフィーラーをマスチックローラーという気泡のあるローラーで塗ることにより、凸凹ができて、元のスキンのゴツゴツとは少し違いますが、遠目で見ると似たような表面の下地ができます。

中塗り・上塗り
そして、上塗り剤のパーフェクトトップです。中塗り、上塗りとして2回塗ります。

足場の設置から撤去までが19日間。
梅雨時期だったのですが、雨での作業延期は比較的少なく、天気に恵まれました。
ここ何年かの外壁塗装の悩みが解消しました。

私の場合、数年前から飛び込みのセールスマンが来ることがあって、何となく話の展開から玄関の中で話を聞くことも何社かあって、中には「この近所でのPRにもなるので、今日契約してくれるなら足場代をサービスします。でもほかの人には言わないって約束してもらえますか?」というセールスマンもいました。
そのセールス手法でその会社の施工品質のことまではわかりませんが、何か怪しいというか、いい感じはしなかったので、その時は契約はしませんでした。
塗り替えが必要であれば、自分でいろいろ調べて、主体的に見積り比較してから決めるっていうのが、後悔しない方法だと思います。どうしようかなと悩んでいる方は、一括見積りサイトも参考になりますので、見てみてください。

私はヌリカエを利用させていただきました。

まとめ
- この何年か気になっていた外壁がきれいになりました。
- 飛び込みで来る営業のセールストークに乗って慌てて契約してはいけません。外壁塗装のことをある程度勉強して、納得して業者選びができるようにしましょう。
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