塗り替えを検討するにあたって、自宅の外壁はどんなタイプなのか、「下地」は何か、「塗料」の種類は何か、どんな「工法」で施工されているのか確認しておきましょう。
ここでは、工法についてまとめます。
下地、塗料の種類については、次の記事にまとめています。

外壁の下地の種類 モルタルやサイディングなど
さて、外壁塗装の塗り替えを検討するにあたって、自宅の外壁はどんなタイプなのか、「下地」は何か、「塗料」の種類や「工法」は何か、確認しておきましょう。ここでは外壁の下地についてまとめます。塗料の種類や工法については、次の記事...

外壁塗装の塗料 樹脂の種類によるグレード
外壁塗装の塗り替えを検討するにあたって、自宅の外壁の「下地」は何か、どんな「工法」で施工されているのか、「塗料」は何が使われているのか、など確認しておきましょう。
外壁塗装の工法には手塗りと吹き付け塗装があります。
手塗り
職人がハケやローラーを使って手作業で塗っていく工法です。
- メリット:低騒音で飛散が少ない。
- デメリット:塗りムラができやすい。
吹き付け塗装
塗料を機械で噴射して放射状に塗装する工法です。
- メリット:均等で美しい仕上がり。広範囲を塗る場合は作業時間が短縮可能。
- デメリット:騒音が発生しやすく、飛散しやすい。
リシン吹き付け
上塗り塗装材に骨材(小さな石や砂)を混ぜて、スプレーガンを使って吹き付ける塗装方法です。
手で触ると細かなザラザラした感触が特徴です。アクリル系の塗料を用いることが多いようです。
スキン吹き付け
ザラザラ感はリシンと同様ですが、リシンより石の量が多くゴツゴツした感じがします。セラミック仕上げと呼ばれることもあります。
木造住宅に必要な通気性が高く、リシンより少し高価な仕上げですが、汚れが付着しやすいという欠点もあります。
我が家の塗り替え前の養生段階の写真ですが、これがスキン吹き付けでした。

平坦な場所を塗る場合は「吹き付け塗装」が、細かい場所が多いのなら「手塗り塗装」が向いています。
そもそも吹き付け塗装はモルタルの下地に施工する塗装工法ですが、最近はモルタルを下地とする外壁が減少してサイディングが主流になっていますので、吹き付け塗装が減少してきています。
新築時に吹き付け塗装で仕上げていた塗装に対しても、手塗り(ローラー)で塗り替えることが多いようです。
スキン仕上げという吹き付け塗装だった我が家の塗り替え事例はこちらの記事にあります。
↓外壁塗装の劣化状況

外壁塗装の劣化と対策
外壁塗装の工法や塗料の種類によっても違いますが、だいたい築10年ともなると外壁塗装の劣化が現れてきます。この記事では塗装の劣化・汚れの原因や事例についてまとめてみました。
↓塗り替え事例の紹介

外壁塗装の塗り替え事例
外壁塗装の塗り替えを検討されている方は、こんな疑問がありませんか?・塗装の手順はどんなふうに進めるの?、・外壁塗装をしている間は普通どおり生活できる?、・洗濯物を干すのはどうするの?、・窓は締め切った状態が続くの?。2021年に外壁塗装の塗り替えを行いましたので、我が家の塗り替えの様子を紹介し、疑問にお答えします。
まとめ
- 外壁塗装の工法には、手塗りと吹き付け塗装があります。
- モルタル下地に施工される吹き付け塗装は、近年サイディングの普及により減少しています。
- 吹き付け塗装された外壁も、手塗り(ローラー)での塗り替えがよく行われています。
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